春の花

我が家の小さな庭の片隅に咲く菜の花

 

   
 
 
飯山市の菜の花公園
 
野沢菜は信州の冬に欠かせない漬物の代表格だ。
野沢菜を秋に収穫せずにそのまま畑で冬を越すと春には黄色い花が咲く。
その花が菜の花で菜種油の原料となる。アブラナともいわれるゆえんだ。
飯山市にある菜の花公園は、春になると一面のお花畑となり、多くの観光客で賑わう。
長野県中野市出身の高野辰之が、この地方の菜の花畑を「菜の花畑に入日薄れ・・」と詠った朧月夜はあまりに有名だ。

我が家の小さな庭の片隅に残った野沢菜が春に可憐な花を咲かせた。
一面の菜の花畑も壮観で見ごたえがあるが、こうして一株ひとかぶを見ても
なかなか風情があるものだ。




 

春から夏にかけて咲き誇る野花たち

春から夏にかけ可愛い野花たちが、小さな庭に咲き誇る。
花が咲き始めるとこうしてカメラのレンズを向けるのが楽しみの一つだ。
どんな小さな花でも、写真にするときれいに映ってくれる。
そこが写真の楽しみでもある。